JBSPORTS会長・森川ジョージご挨拶
早いもので漫画「はじめの一歩」も20周年を迎えました。僕がオーナーを務めるボクシングジム・JB SPORTSも17周年になります。 時代の流れなのか、一般会員からプロを目指す会員さんはいても、最初から「目指せ世界チャンピオン!」といった確固たる意思を持ったギラギラしたプロ志望者は減ってきました。
そこで幕の内一歩や鷹村守になるべく未来ある若者をバックアップするべく特待生制度を設けました。
一歩はいじめられっこでした。鷹村はやさぐれていました。しかし、2人とも、ボクシングで自分の居場所を掴み取りました。「強くなりたい!絶対世界一になるんだ!」という方、気持ち一つで JBに来てください。世界チャンピオンの夢を見させてくれるような未来ある若者の挑戦を待っています。
山田武士チーフトレーナーご挨拶
「不良でもひきこもりでも、はみ出してるやつこい!」
チーフトレーナーの山田武士です。私は「オンリーワン」という言葉が嫌いです。人間一人一人が違うなんて当たり前ことで、オンリーワンだからこそ、どの分野でも努力してナンバーワンを目指すのが本当ではないでしょうか。
男だったら、誰しも一度は自分の可能性を試したいと思ったことがあるのでしょう。そして、その可能性は頭脳や金じゃなく、「強さ」ではなかったですか?
特待生として募集するのは「自分が世界一だと証明したいやつ」「ハングリーなやつ」です。今は昔と違い、「ハングリー」といっても一概に同じだとは言えませんが、強くなる上で必要不可欠な考え方だと思います。這い上がろうとする人間と、今の生活を維持したいと考える人間では、確実に競った場合に違いが出ます。違いが生まれてくるのは、自分が置かれている環境の捉え方。夢を語りながら、安泰な場所を選んでいないか?競わない「オンリーワン」という言葉に居心地がよくなり、ガキの頃の初心を忘れていないか。
多くのスポーツが体格に恵まれていないとトップを目指せない中、ボクシングは長い歴史と競技人口の多さから軽い階級もたくさんあります。今まで身長や体格でスポーツや格闘技を諦めていた方でも、拳一つで成りあがれるのです。
今ここで勇気を持って一歩踏み出せば未来は変わります。 オンリーワンというぬるま湯につからず、汗をかき、努力して、スポットライトの下で声援をうけ、戦っている自分を想像してください。きっと充実感・・・生きていると感じるはずです。
オンリーワンからナンバーワンへ。
一度くらいはリングで自分が正しいんだって証明したくないか?たった一度の人生だから、強くなりたいやつ、このままじゃ終れないやつ、世界で一番強くなりたいやつ、拳で世界と喧嘩しよう。