掛川 康隆 VS 栗原 俊博(新日本木村)
ライトフライ級 4回戦 2010年05月10日(月) 後楽園ホール
ライトフライ級 4回戦 2010年05月10日(月) 後楽園ホール
前回の反省から、今回は万全の調整でここまで来た。調子もすこぶる良い。 機は熟してる。お前のハートを見せてやれ! |
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対戦相手は今年の新人王トーナメントにエントリーしている栗原選手。 | |
立ち上がり。 左も右も届かず、距離が合わない様子。 |
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しかし、上下の打ち分け、バックステップなど、練習通りの動きが出ている。 | |
踏み込んでの左が当たる。 上も下(腹)も! すぐにアジャストできたようだ。 |
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掛川選手の出し入れに梃子摺っているように見える。良い出だしだ! | |
相手も左フックを飛び込みに合わせて打ち込む。が、うまくガードしてる。 | |
強烈な左ロングフックで相手がふっ飛ぶ。 これは効いたゾ! |
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ラッシュに持ち込もうとするが、ダッキングで拒否され、、、 | |
クリンチで凌ごうとしていたが、、、 | |
何故か、ここでサラサスさんがスタンディングでのダウンを宣告。カウントを取り始めた。 | |
まだ1分しか経ってない。 | |
初めてのニュートラルコーナーで呼吸を整える掛川選手。 決めてしまえっ! |
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ラッシュ! 激しく攻め立てる! |
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得意の左フックをノーガードの顔面に打ち込むが! 相手も同時に左フックを繰り出した! これが強烈な相打ちに!!!! |
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たまらず後ろに叩きつけられるように倒れる栗原選手。 | |
と同時に掛川選手も転がっている!!! 会場は驚きの声! (※後で本人に聞いたところ、「相手を倒したと思ったら自分も倒れてた。一瞬、訳が判らなかった」と言う。) |
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なんと! ダブルノックダウン!! |
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ゆっくりと立ち上がる二人。 二人にカウントが入る。 |
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ん? 2回ダウン取ったから掛川選手の勝ちじゃないの? 栗原選手も「えっ?」ってポーズだよ? |
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一応、立ち上がらなきゃいけないのか... ファイティングポーズをとれば勝ちだ! |
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呆然と立ち尽くす栗原選手。 | |
ファイティングポーズをとり、続行可能! | |
「ファイッ!!」 って、、、え〜〜〜!?!? ちょっと待て。そんなバカな!! ホールの時計ももう止まってますって! |
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と思ったらすぐにゴングが鳴らされ、試合は止まった。 選手は各コーナーに戻り、何だかおかしな雰囲気に... 会長がコミッショナーに駆け寄り、何か言っている。 |
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ここでリングアナウンサーが説明に。 「ダブルノックダウンとなりましたが、栗原選手は既に1度目のダウンをしております。従いまして1ラウンドで2度のダウンにより、1分46秒、掛川選手のKO勝ちとなります」 うん、そうだろ。これは4回戦だぜ。 最近、世界戦見過ぎじゃないか? |
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やっと何が起こったか理解した掛川選手。 応援団に向かって拳を突き上げる! |
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リングを駆け回り、喜びを爆発させる! | |
「よくやったなぁ〜」 会長から祝福の抱擁を受ける。 勝ちたくて、勝ちたくて。 ようやく初勝利を手にした掛川選手。 しかも1ラウンドKOのおまけ付き。 おめでとう!掛川選手!! |